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上値が重くなった加ドルの米国時間での反発性に注目か

相場レポート

上値が重くなった加ドルの米国時間での反発性に注目か

上値が重くなった加ドルの米国時間での反発性に注目か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. スイス・失業率

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は110.175から109.484まで下落。時間足20MAに沿っての下落トレンドとなった。4時間足では20MAを大きく割り込み75MA付近まで価格が低下。日足では頭上にある200SMAの上値抵抗帯にて価格が伸びずに反落している状況だ。

欧州通貨は、ポンドが米国時間にかけて最弱通貨となった。ポンド円は195.797から193.505まで下落。時間足10MAに沿っての下落トレンドが継続した。4時間足ではサポートされていた200SMAを割り込んでおり、日足では先月高値を更新できず価格が低下している。本日の米国時間にてポンドの下落に拍車がかかるのか注意したい。

本日の指標は、15:45にスイス・失業率、16:00にノルウェー・消費者物価指数、トルコ・労働参加率、トルコ・鉱工業生産、スウェーデン・鉱工業生産、16:30にタイ・外貨準備高、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、仏・消費者支出、19:30に印・鉱工業生産、22:30に米・雇用統計、加・雇用統計、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。上値が重くなった加ドルの米国時間での反発性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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