要人発言にて米ドルの値動きに変化が生じるのか要警戒か
2024.12.03
- 米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言
- ブラジル・IPC-Fipe消費者物価指数
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0567から1.0462まで下落。時間足200SMAのサポートラインを割り込んだ。なお4時間足ではボリンジャーバンド-2σに沿っての下降が見られている。日足では20MAタッチからの反落となっているため、欧州時間での継続した米ドルの上昇に注目したいところだ。
欧州通貨は、昨日発表されたスイス・10月小売売上高が、前年比で前月の2.2%から1.4%に低下し 、同日に発表された11月製造業も市場予想を下振れたことで、スイスフランが対円で下落した。フラン円は170.338から168.226まで下落。時間足20MAに沿っての下落トレンドとなった。4時間足ではさらに斜度が際立ち10MAに沿っての下伸となっている。
本日は、9:30に豪・第3四半期経常収支、16:30にスイス・消費者物価指数、16:30にハンガリー・GDP確報値、16:45に仏・財政収支、17:00にブラジル・IPC-Fipe消費者物価指数、18:00に南ア・GDP、21:00にブラジル・GDP、24:00に米・JOLTS求人、26:35に米・クーグラーFRB理事の発言、29:45に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言がある予定だ。要人発言にて米ドルの値動きに変化が生じるのか、警戒したい。
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