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パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か

相場レポート

パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か

パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か
本日のポイント
  1. 米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言
  2. 英・鉱工業生産

前日の米国通貨は、米・パウエルFRB議長が「経済は利下げペースを急ぐ必要があるとのシグナルを出していない」とし、目標のインフレ率2%に向かっていることを強調しつつも利下げペースを慎重に判断することができると発言したことから、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は155.321から156.416まで上昇。4日連続円安米ドル高となった。

欧州通貨は、昨日発表された欧・9月鉱工業生産が、前年比で前月の0.1%からマイナス2.8%となったにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は163.805から164.979まで上昇。時間足20MAを下位から上位へと移行した。4時間足では200SMAに下値をサポートされての上昇が見られ、日足では200SMAのレジスタンスライン突破を試みている最中だ。

本日は、16:00に英・第3四半期GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、16:30にスイス・生産者物価指数、16:45に仏・消費者物価指数、22:30に加・卸売売上高、米・小売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、23:00に加・中古住宅販売件数、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、23:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、24:00に米・企業在庫、27:15に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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