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加・雇用統計悪化にて下落した加ドルの回復性に注目か

相場レポート

加・雇用統計悪化にて下落した加ドルの回復性に注目か

加・雇用統計悪化にて下落した加ドルの回復性に注目か
本日のポイント
  1. 日・日銀金融決定会合主要意見公表
  2. トルコ・失業率

先週末の米国通貨は、8日金曜日に発表された加・10月雇用統計にて、失業率が前月と変わらず6.5%となった一方、雇用者数は前回値の4.67万人から1.45万人に大幅低下したことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は110.524から109.498まで下落。時間足200SMAを実体足で下抜けた。4時間足ではすでに75MAのサポートラインを下回っている。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0805から1.0688まで低下。時間足ボリンジャーバンド-3σまで値が落ちた。4時間足では20MAまでの反発後に再び下降基調に戻っており、日足では10MAに上値をレジストされる形で下落トレンドが継続している状況だ。

本日の指標は、8:50に日・貿易収支、日・経常収支、日・日銀金融決定会合主要意見公表、14:00に日・景気ウォッチャー調査、14:30にスウェーデン・予想価格動向、16:00にノルウェー・消費者物価指数、トルコ・鉱工業生産、トルコ・失業率、17:00にチェコ・消費者物価指数、21:00にメキシコ・鉱工業生産がある予定だ。加・雇用統計悪化にて下落した加ドルの回復性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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