上値が重いユーロ円の下値余地に要警戒か
2024.10.11
- 英・貿易収支
- 加・雇用統計
前日の米国通貨は、米CPI発表直後に米ドルが軟化した。ユーロ米ドルは1.0907から1.0954まで上昇。その後失速した。4時間足では1.0901まで軟化。本日のアジア時間では反発上昇を見せており、1.0938まで値が回復している。米国時間でもユーロ米ドルの反発が見られるのか、方向性に注視したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・8月小売売上高が前年比で前月の1.8%から2.4%に上昇したにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は163.610から162.178まで下落。約1.5円の下落幅となった。4時間足では20MAを下方向へブレイクしており、日足では200EMA直下で方向感を模索している最中だ。
本日は、日・マネーストック、13:00にマレーシア・鉱工業生産、15:00に独・消費者物価指数、15:00に英・鉱工業生産、英・製造業生産、英・貿易収支、21:00に印・鉱工業生産、メキシコ・鉱工業生産、21:30に加・住宅建設許可、米・生産者物価指数、加・雇用統計、22:45に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、26:10に米・ボウマンFRB理事の発言がある予定だ。上値が重いユーロ円の下値余地に十分警戒したい。
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