7.6円急落後に7円反発したポンド円の弾力性を注視か

2024.08.06
- スイス・小売売上高
- 欧・小売売上高
前日の米国通貨は、株価を含めた世界的急落により米ドルが軟化。対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.8092から1.1008まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σをタッチした。4時間足ではRSIが70まで上昇しており、日足では200SMAのサポートラインからの反発が継続している状況だ。このまま米ドルが対ユーロで軟化するのか、欧州時間での値動きに注意したい。
欧州通貨は、ポンドが欧州時間から米国時間にかけて軟化した。ポンド円は187.684から180.092まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σまで急落した。4時間足ではRSIが11まで低下。日足でも同様の値となり、今年1月3日の円高水準まで下落した。なお本日のアジア時間では反発が見られているため、欧州時間でもリバウンドが継続するのか注視したい。
本日の指標は、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、14:45にスイス・失業率、15:00に独・製造業受注、15:30にスイス・小売売上高、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、26:00に米・3年債入札、翌7:45にNZ・第2四半期失業率がある予定だ。7.6円急落後に7円反発したポンド円の弾力性をじっくりと見極めたい。
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