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米FOMCにて通貨強弱性に変化が生じるのか警戒か

相場レポート

米FOMCにて通貨強弱性に変化が生じるのか警戒か

米FOMCにて通貨強弱性に変化が生じるのか警戒か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 英・鉱工業生産

前日の米国通貨は、本日の米FOMCを控え、米ドルが対円でわずかに上昇した。米ドル円は156.804から157.401の間で推移。時間足20MAを中心とした範疇に収まった。4時間足では20MAより上位で推移しており、日足では下値を切り上げての価格推移が見られている。本日のFOMCにて年末の利下げ確度がどの程度の物となるのか、慎重に注視したい。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで3日続落した。ユーロ米ドルは1.0773から1.0719まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σタッチまで値を下げた。4時間足では10MAに上値をレジストされる形で反落しており、日足ではRSIが60から38まで下降している最中のため、FOMCでの値動きに注意したい。

本日は、8:00に韓・雇用統計、8:50に日・国内企業物価、10:30に中国・生産者物価指数、15:00に独・消費者物価指数、15:00に英・月次GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、16:05にタイ・中銀政策金利、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00に印・消費者物価指数、印・鉱工業生産、21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。米FOMCにて通貨強弱性に変化が生じるのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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