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円買い・米ドル買いとなっている通貨強弱が変化するのか注目か

相場レポート

円買い・米ドル買いとなっている通貨強弱が変化するのか注目か

円買い・米ドル買いとなっている通貨強弱が変化するのか注目か
本日のポイント
  1. 米・PCEコア・デフレーター
  2. 米・個人所得

前日の米国通貨は、昨日発表された米・第3四半期GDPが市場予想の2.9%から上方修正され3.2%となったことで、米ドルが強含んだ。米ドル円は、今週20日の日銀政策変更による急落のフィボナッチ・リトレースメント23.6%を突破。本日のアジア時間では132.656付近で推移している。4時間足での10MAも突破しているため、継続した反発に注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された英・第3四半期GDPがマイナス成長となり、マイナス0.3%となったことから、ポンドが対円で下落した。ポンド円は160.253から158.775まで約140pips下落。米ドル円と対照的な値動きとなった。本日のアジア時間では反発しているものの、日足RSIが30直下で余力があるため、欧州時間にかけての下落に警戒したい。

本日は、欧州時間の16:45に仏・生産者物価指数、17:00にトルコ・外国人到着数、18:00にフィリピン・失業率、20:30に印・外貨準備高、21:00にメキシコ・貿易収支と、米国時間の22:30に加・GDP、米・耐久財受注、米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、24:00に米・新築住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、25:00に加・財政収支がある予定だ。円買い・米ドル買いとなっている通貨強弱が、週末最終日に変化するのか慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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