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月末最終日の通貨強弱を慎重に静観か

相場レポート

月末最終日の通貨強弱を慎重に静観か

月末最終日の通貨強弱を慎重に静観か
本日のポイント
  1. 米・ADP雇用統計
  2. 米・シカゴ購買部協会景気指数

前日の米国通貨は、ドルインデックスが106.5まで上昇するも目立った値動きは見られず、ポンド米ドルは往って来い相場となった。ポンド米ドルは1.1937から1.2063まで上昇したものの、上昇分をすべて相殺。結局時間足200SMAを再び割り込む形となった。本日のアジア時間では反発が見られるため、米国時間にかけて上昇となるのか、注目したい。

欧州通貨は、昨日第3四半期GDPの発表があり、前年比で市場予想の1.1%から0.5%へと大幅減となったスイスフランが、対円で大きく下落した。フラン円は146.655から145.032まで約160pips下落。4時間足で20MAに沿っての下落となっている。月末最終日に続落となるのか、方向性に警戒したい。

本日は、16:00にトルコ・第3四半期GDP、16:45に仏・消費者物価指数、17:00にスイス・KOF先行指数、17:30に英・ピルMPC委員の発言、17:55に独・失業率、19:00に欧・消費者物価指数、22:15に米・ADP雇用統計、22:30に米・第3四半期GDP、米・個人消費、22:50に米・ボウマンFRB理事の発言、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:00に米・JOLTS求人、24:30に米・週間原油在庫、27:30に米・パウエルFRB議長の発言、28:00に米・ベージュブックがある予定だ。月末最終日の通貨強弱を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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