月末最終日の通貨強弱を慎重に静観か
2022.11.30
- 米・ADP雇用統計
- 米・シカゴ購買部協会景気指数
前日の米国通貨は、ドルインデックスが106.5まで上昇するも目立った値動きは見られず、ポンド米ドルは往って来い相場となった。ポンド米ドルは1.1937から1.2063まで上昇したものの、上昇分をすべて相殺。結局時間足200SMAを再び割り込む形となった。本日のアジア時間では反発が見られるため、米国時間にかけて上昇となるのか、注目したい。
欧州通貨は、昨日第3四半期GDPの発表があり、前年比で市場予想の1.1%から0.5%へと大幅減となったスイスフランが、対円で大きく下落した。フラン円は146.655から145.032まで約160pips下落。4時間足で20MAに沿っての下落となっている。月末最終日に続落となるのか、方向性に警戒したい。
本日は、16:00にトルコ・第3四半期GDP、16:45に仏・消費者物価指数、17:00にスイス・KOF先行指数、17:30に英・ピルMPC委員の発言、17:55に独・失業率、19:00に欧・消費者物価指数、22:15に米・ADP雇用統計、22:30に米・第3四半期GDP、米・個人消費、22:50に米・ボウマンFRB理事の発言、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:00に米・JOLTS求人、24:30に米・週間原油在庫、27:30に米・パウエルFRB議長の発言、28:00に米・ベージュブックがある予定だ。月末最終日の通貨強弱を慎重に静観したい。
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