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米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に注目か

相場レポート

米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に注目か

米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に注目か
本日のポイント
  1. 米・コアPCEデフレーター
  2. 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、ドルインデックスが1%以上落ち込み113.2となったことから米ドル安が展開された。豪ドル米ドルは今年安値の0.6362から0.6529まで約160pips反発。原油価格の反発も相まって大幅上昇となった。豪ドル米ドルは4時間足20MAを実体足で大きく突き抜けたため、上昇が継続するのか慎重に注視したい。

欧州通貨は、無制限の緊急長期債買い入れを発表したポンドが反発した。ポンド米ドルは1.0536から1.0913まで約370pips反発した。10月上旬に予定されていた国債の売却開始を同月下旬に延期することも公表。ポンド米ドルは時間足75MAを上抜ける形での反発となった。現在は1.0782付近で推移しているが、米国時間にかけて上伸するのか注目したい。

本日は、16:00にトルコ・経済信頼感、20:30に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、20:45にスイス・メクラ―SNB理事の発言、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・GDP、米・新規失業保険申請件数、米・個人消費、米・第2四半期GDP、米・コアPCEデフレーター、22:00にNZ・オアRBNZ総裁の発言、22:30に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言がある予定だ。反発しているポンドの動向を注視しつつ、各種通貨強弱に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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