米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に注目か

2022.09.29
- 米・コアPCEデフレーター
- 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、ドルインデックスが1%以上落ち込み113.2となったことから米ドル安が展開された。豪ドル米ドルは今年安値の0.6362から0.6529まで約160pips反発。原油価格の反発も相まって大幅上昇となった。豪ドル米ドルは4時間足20MAを実体足で大きく突き抜けたため、上昇が継続するのか慎重に注視したい。
欧州通貨は、無制限の緊急長期債買い入れを発表したポンドが反発した。ポンド米ドルは1.0536から1.0913まで約370pips反発した。10月上旬に予定されていた国債の売却開始を同月下旬に延期することも公表。ポンド米ドルは時間足75MAを上抜ける形での反発となった。現在は1.0782付近で推移しているが、米国時間にかけて上伸するのか注目したい。
本日は、16:00にトルコ・経済信頼感、20:30に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、20:45にスイス・メクラ―SNB理事の発言、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・GDP、米・新規失業保険申請件数、米・個人消費、米・第2四半期GDP、米・コアPCEデフレーター、22:00にNZ・オアRBNZ総裁の発言、22:30に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言がある予定だ。反発しているポンドの動向を注視しつつ、各種通貨強弱に注目したい。
過去の相場レポート
2025.07.11
対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か
2025.07.10
高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か
2025.07.09
対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か
2025.07.08
連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か
2025.07.07
対豪ドルで上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.07.04
米国市場が休場中に欧州通貨が優位性を見せるのか注視か
2025.07.03
米雇用統計による通貨強弱に要警戒か
2025.07.02
上昇が継続しているスイスフランの上値余地を静観か
2025.07.01
弱含んだポンドが米国時間で回復するのか方向性に注目か
2025.06.30
年初来高値を更新しているユーロ米ドルの上値余地に注目か