英・カンリフBOE副総裁の発言による価格変動に注意か
2022.09.28
- 英・カンリフBOE副総裁の発言
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
前日の米国通貨は、9月消費者信頼感指数が市場予想を上回る結果となったことから、米国時間で上昇した。ユーロ米ドルは0.9668から0.9569まで約100pips下落。本日のアジア時間では安値更新となり0.9544をタッチした。ただ、ユーロ米ドルは4時間足のRSIがダイバージェンス気味となりつつあるため、念のため反発による上昇を警戒したい。
欧州通貨は、週始めにフラッシュクラッシュを起こしたポンドが対米ドルで往って来いとなった。ポンド米ドルは1.0647から1.0836まで200pips弱反発したものの、結局全戻しとなり、本日のアジア時間ではさらに下落を見せている。ポンド米ドルはフラッシュクラッシュにて時間足RSIが50付近へと上昇したため、さらなる下伸に警戒したい。
本日は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、17:15に英・カンリフBOE副総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米卸売在庫、21:35に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売保留、23:10に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:15に米・パウエルFRB議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に米・7年債入札がある予定だ。英・カンリフBOE副総裁の発言によりポンドが変動するのか、十分注意したい。
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