loading

英・カンリフBOE副総裁の発言による価格変動に注意か

相場レポート

英・カンリフBOE副総裁の発言による価格変動に注意か

英・カンリフBOE副総裁の発言による価格変動に注意か
本日のポイント
  1. 英・カンリフBOE副総裁の発言
  2. 欧・ラガルドECB総裁の発言

前日の米国通貨は、9月消費者信頼感指数が市場予想を上回る結果となったことから、米国時間で上昇した。ユーロ米ドルは0.9668から0.9569まで約100pips下落。本日のアジア時間では安値更新となり0.9544をタッチした。ただ、ユーロ米ドルは4時間足のRSIがダイバージェンス気味となりつつあるため、念のため反発による上昇を警戒したい。

欧州通貨は、週始めにフラッシュクラッシュを起こしたポンドが対米ドルで往って来いとなった。ポンド米ドルは1.0647から1.0836まで200pips弱反発したものの、結局全戻しとなり、本日のアジア時間ではさらに下落を見せている。ポンド米ドルはフラッシュクラッシュにて時間足RSIが50付近へと上昇したため、さらなる下伸に警戒したい。

本日は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、17:15に英・カンリフBOE副総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米卸売在庫、21:35に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売保留、23:10に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:15に米・パウエルFRB議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に米・7年債入札がある予定だ。英・カンリフBOE副総裁の発言によりポンドが変動するのか、十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2023.12.01New

    月末の円高から一転、円安へと切り替わりつつある通貨強弱に注意か

  2. 2023.11.30New

    長期金利低下で軟化している米ドルが月末に回復するのか注意か

  3. 2023.11.29New

    円高局面が継続するのか慎重に静観か

  4. 2023.11.28New

    円高傾向が見られている中での月末の値動きを静観か

  5. 2023.11.27New

    連休となった米感謝祭明けに米ドルが動き出すのか要警戒か

  6. 2023.11.24

    米国時間でのボラティリティ低下でもユーロ米ドルが動き出すのか静観か

  7. 2023.11.23

    円高が続かず反発上昇となったクロス円の値動きを要警戒か

  8. 2023.11.22

    ラガルドECB総裁発言でも軟化したユーロの下値余地を警戒か

  9. 2023.11.21

    米・FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か

  10. 2023.11.20

    下落しつつも下値が堅いユーロの方向性を慎重に注視か