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投げ売りが止まらず1ポンド=1.1ドルを割ったポンドに警戒か

相場レポート

投げ売りが止まらず1ポンド=1.1ドルを割ったポンドに警戒か

投げ売りが止まらず1ポンド=1.1ドルを割ったポンドに警戒か
本日のポイント
  1. 米・シカゴ連銀全米活動指数
  2. 英・テンレイロMPC委員の発言

先週末の米国通貨は、ドルインデックスが113.9まで上昇したことにより続伸し、ユーロ米ドルは0.9850から0.9667まで180pipsの下落となった。ユーロ米ドルは本日のアジア時間でも下伸しており、0.9552をタッチ。安値更新が止まらない状況だ。ナーゲル独連銀総裁が「経済成長を損なったとしてもECBは再び利上げをする必要がある」と発言したにも関わらず、米ドルの勢いに抗えない展開となった。

欧州通貨は、ポンドが対円・対米ドルともに急落となった。先週末に発表された英トラス政権の大型減税案が発表されると、英10年債利回りが3.8%まで上昇。ポンド米ドルは1.1271から1.0836まで下落した。さらに本日のアジア時間では500pipsの急落を見せ、1.0304をタッチ。1ポンド=1米ドルのパリティが現実味を帯びてきた。

本日は、16:00にトルコ・景気動向指数、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、17:00に独・IFO景況指数、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:00に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、25:00に英・テンレイロMPC委員の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、25:30に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、26:00に米・2年債入札、27:35にNZ・オアRBNZ総裁の発言、29:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言がある予定だ。ポンドの投げ売りが止まらない中、英・テンレイロMPC委員の発言内容に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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