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下伸している米ドルが下方向に向かうのか警戒か

相場レポート

下伸している米ドルが下方向に向かうのか警戒か

下伸している米ドルが下方向に向かうのか警戒か
本日のポイント
  1. 米・新規失業保険申請件数
  2. 米・カンザスシティ連銀製造業活動指数

前日の米国通貨は、ドルインデックスが108.2まで小幅に低下し、ユーロ米ドルが0.9909から0.9999まで80pips強上昇した。昨日発表された米・7月中古住宅販売指数は前回値のマイナス8.6%から改善しマイナス1.0%となったが、7月の耐久財受注が2.0%から0.0%へ下落し、米ドルのマイナス要因となった。

欧州通貨は、ポンドの上値が重くなっており、ポンド豪ドルは1.7118から1.7047まで小幅に下落した。本日のアジア時間では下落幅を拡大し、1.6994まで低下。今年安値と並んでいる。日足ベースで20MAに沿っての下落となっているため、このまま下伸し今年安値を更新するのか、慎重に注視したい。

本日は、15:00に独・第2四半期GDP、16:00にトルコ・景気動向指数と設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、19:00に英・CBI流通取引調査、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP、米・コアPCEデフレーター、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札がある予定だ。下伸している米ドルが下方向に向かうのか、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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