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上昇力が強い米ドル円の上値余地を注視か

相場レポート

上昇力が強い米ドル円の上値余地を注視か

上昇力が強い米ドル円の上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 米・新築住宅販売件数
  2. 英・製造業/サービス業PMI

前日の米国通貨は、米債利回りの上昇とともに上向き、米ドル円は136.699から137.644まで上昇した。本日のアジア時間でも上昇を試みたが、勢いが継続せず137.099まで反落している。テクニカル的には、米ドル円は4時間足で下値を切り上げるダブルボトムを形成したのち上昇しているため、4時間足20MAまでの調整下落を挟んだのち再び上昇するのか注目したい。

欧州通貨は、ユーロがポンドに対し弱含む形となった。ユーロポンドは0.8493から0.8434まで約60pips下落。4時間足での上昇チャネル上限にタッチしたあとの下落となっている。日足ベースでは上値・下値が共に切り下がる形状となっているため、米国時間にかけての値動きを慎重に見守りたい。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:15に仏・製造業/サービス業PMI(速報値)、16:30に独・製造業/サービス業PMI(速報値)、17:00に欧・製造業/サービス業PMI(速報値)、17:30に英・製造業/サービス業PMI(速報値)と、米国時間の22:45に米・製造業/サービス業PMI(速報値)、23:00に米・新築住宅販売件数、26:00に米・2年債入札がある予定だ。上昇力が強い米ドル円の上値余地を慎重に観察したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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