英・失業率発表によるポンドの価格変動に注意か

2022.08.16
- 英・失業率
- 米・住宅着工件数
前日の米国通貨は、クロス円が全般的に下げる中米ドル円が下げ渋り、米ドル円は132.573から133.600の間で往って来いとなった。米ドル円は昨日の下落後、本日のアジア時間で持ち直しており、昨日高値の133.600に届く勢いで上昇している。このまま上昇が続いた場合、4時間足直近高値の134.298まで値を上げるのか、注目したい。
欧州通貨は、ポンドの対米ドルでの下落が止まらず、ポンド米ドルが1.2147から1.2050まで約100pipsの下落となった。ポンド米ドルは日足で1.2003-1.2293でのレンジ推移となっているが、米ドルの強さによって下放れする可能性があるため、まずはレンジ下限の1.2003を下抜けるのか注視したい。
本日は、アジア時間の15:00に英・失業率と、欧州時間の16:00にトルコ・住宅販売、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・貿易収支、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数、米国時間の21:30に加・消費者物価指数、加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、翌7:45にNZ・第2四半期生産者物価指数がある予定だ。対米ドルで弱含んでいるポンドが失業率の発表で変わるのか、注視したい。
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