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英・失業率発表によるポンドの価格変動に注意か

相場レポート

英・失業率発表によるポンドの価格変動に注意か

英・失業率発表によるポンドの価格変動に注意か
本日のポイント
  1. 英・失業率
  2. 米・住宅着工件数

前日の米国通貨は、クロス円が全般的に下げる中米ドル円が下げ渋り、米ドル円は132.573から133.600の間で往って来いとなった。米ドル円は昨日の下落後、本日のアジア時間で持ち直しており、昨日高値の133.600に届く勢いで上昇している。このまま上昇が続いた場合、4時間足直近高値の134.298まで値を上げるのか、注目したい。

欧州通貨は、ポンドの対米ドルでの下落が止まらず、ポンド米ドルが1.2147から1.2050まで約100pipsの下落となった。ポンド米ドルは日足で1.2003-1.2293でのレンジ推移となっているが、米ドルの強さによって下放れする可能性があるため、まずはレンジ下限の1.2003を下抜けるのか注視したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・失業率と、欧州時間の16:00にトルコ・住宅販売、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・貿易収支、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数、米国時間の21:30に加・消費者物価指数、加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、翌7:45にNZ・第2四半期生産者物価指数がある予定だ。対米ドルで弱含んでいるポンドが失業率の発表で変わるのか、注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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