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お盆休暇最終日の米国時間にかけての値動きに要注意か

相場レポート

お盆休暇最終日の米国時間にかけての値動きに要注意か

お盆休暇最終日の米国時間にかけての値動きに要注意か
本日のポイント
  1. 加・中古住宅販売件数
  2. 米・NAHB住宅市場指数

先週末の米国通貨は、対ユーロで強含み、ユーロ米ドルは1.0327から1.0238まで90pips弱下落した。先週末に発表された米・8月ミシガン大消費者信頼感指数は、市場予想の52.5を上回り55.1となった。過去最低となった今年6月から2ヶ月連続の上昇となった。4時間足では、ユーロ米ドルは200SMAがサポートとなり再び上昇するのか注目したい。

欧州通貨は、対米ドルでポンドが失速し、ポンド米ドルは1.2215から1.2100まで約110pipsの下落となった。ポンド米ドルは日足20MAと75MAに挟まれるレンジ相場となっており、値動きが縮小してきているため、このままポンドが失速し再び今年安値を更新する流れに入るのか、注視したい。

本日は、アジア時間の15:30にスイス・生産者輸入価格と、米国時間の21:30に加・製造業出荷、加・卸売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・NAHB住宅市場指数、29:00に米・対米証券投資がある予定だ。今週17日(水)に公表予定の米FOMC議事録と18日(木)の米・フィラデルフィア連銀景況指数を前に、夏季休暇期間中の相場がどのように動くのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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