お盆休暇最終日の米国時間にかけての値動きに要注意か

2022.08.15
- 加・中古住宅販売件数
- 米・NAHB住宅市場指数
先週末の米国通貨は、対ユーロで強含み、ユーロ米ドルは1.0327から1.0238まで90pips弱下落した。先週末に発表された米・8月ミシガン大消費者信頼感指数は、市場予想の52.5を上回り55.1となった。過去最低となった今年6月から2ヶ月連続の上昇となった。4時間足では、ユーロ米ドルは200SMAがサポートとなり再び上昇するのか注目したい。
欧州通貨は、対米ドルでポンドが失速し、ポンド米ドルは1.2215から1.2100まで約110pipsの下落となった。ポンド米ドルは日足20MAと75MAに挟まれるレンジ相場となっており、値動きが縮小してきているため、このままポンドが失速し再び今年安値を更新する流れに入るのか、注視したい。
本日は、アジア時間の15:30にスイス・生産者輸入価格と、米国時間の21:30に加・製造業出荷、加・卸売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・NAHB住宅市場指数、29:00に米・対米証券投資がある予定だ。今週17日(水)に公表予定の米FOMC議事録と18日(木)の米・フィラデルフィア連銀景況指数を前に、夏季休暇期間中の相場がどのように動くのか、慎重に静観したい。
過去の相場レポート
2023.09.28
6日連続陰線となっているポンド米ドルの下値余地に警戒か
2023.09.27
利上げ停止懸念にも関わらず上昇している米ドルの上値を注視か
2023.09.26
上値の重いポンドが対各種通貨で下落するのか注視か
2023.09.25
小売売上高好調で上昇した加ドルの値動きを注視か
2023.09.22
市場予想に反し1.75%の据え置きとなったスイスフランの反発力に注目か
2023.09.21
0.25%利上げ予想のBOEでのポンドの値動きに要警戒か
2023.09.20
往って来いとなり上値を抑えられたユーロの値動きを注視か
2023.09.19
スイスフランの上値の重さに要警戒か
2023.09.18
米国時間で重なるカナダの指標発表に注目か
2023.09.15
ECB明けの反発が一服したユーロ米ドルの下落性に警戒か