三尊天井を形成している米ドル/フランの値動きを注視か

2022.08.09
- 米・3年債入札
- 米・NFIB中小企業楽観指数
前日の米国通貨は、対欧州・対円ともに小幅に下落した。米ドル円は135.578から134.357まで約120pips下落。本日のアジア時間では134.852付近でのレンジ推移となっている。明日の米・CPI発表を控え、市場全体が様子見姿勢をとっている。ただ、4時間足では20MAにしっかりと下値を支えられているため、明日に向けて下値が底堅く推移するのか、注目したい。
欧州通貨は、スイスフランが対米ドルで底堅く推移しており、米ドル/フランは0.9633から0.9521まで約110pips下落した。米ドル/フランは日足ベースで綺麗な三尊天井を形成しているため、ネックラインの0.9521を割り込み下伸するのか、注意深く見守りたい。下伸した場合は、まずは日足200SMAラインの0.9411をターゲットとして設定したい。
本日は、欧州時間の16:00にハンガリー・消費者物価指数、19:00に加・景気先行指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、20:00にメキシコ・消費者物価指数と生産者物価指数と、米国時間の21:30に米・第2四半期非農業部門労働生産性、26:00に米・3年債入札がある予定だ。三尊天井を形成している米ドル/フランの値動きを静観したい。
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