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レンジ相場を脱却しないユーロ米ドルの値動きに注目か

相場レポート

レンジ相場を脱却しないユーロ米ドルの値動きに注目か

レンジ相場を脱却しないユーロ米ドルの値動きに注目か
本日のポイント
  1. 欧米ともに重要な指標発表はない
  2. 日本のお盆休みによる急激なボラティリティの変化に警戒

先週末の米国通貨は、7月の米・雇用統計が大幅に改善されたことを受け、最強通貨となった。また、米ボウマンFRB理事が「インフレ率の持続的な低下が確認できるまでは0.75%の利上げを検討すべき」と発言。米ドル高に拍車がかかった。ユーロ米ドルは1.0251から1.0140まで約110pips下落。ユーロ米ドルは7月19日からの日足ベースでのレンジが継続しているため、1.0106-1.0286でのレンジ内の値動きに注目したい。

欧州通貨は、ユーロに加えてポンドが対米ドルで弱含み、ポンド米ドルは1.2169から1.2003まで160pipsもの下落となった。週明けのアジア時間では、ポンド米ドルは小反発をしており1.2076付近で推移しているが、時間足20MAがレジスタンスとなり、再び下落局面に戻るのか、慎重に判断したいところだ。

本日は、欧州時間・米国時間ともに注目度の高い指標発表は予定されていない。今週は日本がお盆期間となり、薄商いが予想されるため、板が薄い時間帯での急激なボラティリティの変化に警戒したい。また、明後日には米・CPIが発表予定となっているため、CPIに向けての米ドルの値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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