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米・PCEコア・デフレーターに注目か

相場レポート

米・PCEコア・デフレーターに注目か

米・PCEコア・デフレーターに注目か
本日のポイント
  1. 米・個人消費
  2. 米・PCEコア・デフレーター

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって反発上昇となり、株高・金利高・原油高のリスクオンムードが漂った。ただ、急激な下落からの反発である「デッド・キャット・バウンス」ではないかとの見方もあるため、株価上昇が継続するのか注視が必要だ。恐怖指数(VIX)は、21.0まで約8%下落している。

為替市場は、米ドルが小幅に上昇となり、ユーロ米ドルは1.130から1.126まで下落した。本日のアジア時間でもユーロ米ドルは、下値を試す値動きとなっており、テクニカル的にも4時間足20MAより下に位置しているため、下落に警戒したいところだ。米ドルは対円でも強含んでおり、米ドル円は114.12付近となっている。なお、最近の米ドルは株式市場との相関性が見られるため、株価の動向にも注意したい。

本日は、欧州時間の16:00に英・第3四半期GDP(確報値)、英・第3四半期経常収支、16:45に仏・生産者物価指数と、米国時間の21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・第3四半期GDP(確報値)、米・個人消費、米・PCEコア・デフレーター、米・シカゴ連銀全米活動指数、24:00に米・中古住宅販売件数、米・消費者信頼感指数、24:30に米・週間原油在庫が予定されている。指標発表に注意しつつ、米ドルの方向性を見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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