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FOMC後の欧州通貨の方向性に注目か

相場レポート

FOMC後の欧州通貨の方向性に注目か

FOMC後の欧州通貨の方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 英・ベイリーBOE総裁の発言

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは、1バレル82.2ドルまで下落している。ゴールドは1,781ドル台での推移だ。昨日発表された豪・政策金利は0.1%に据え置かれたものの、豪RBAは、債券利回りの低水準維持目標を撤廃すると発言した。

為替市場は、本日の米・FOMCを前に様子見ムードが広がっており、為替市場は大きな変動は見られない。ただ、明日の政策金利発表に注目が集まるポンドは、対円で軟調となっており、ポンド円は155.12付近での推移となっている。ポンド円は、すでに日足20MAを下抜けつつあるため、このまま下伸するのか、慎重に判断したい。

本日は、16:00に英・ネーションワイド住宅価格、トルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、18:30に英・サービス業PMI、欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP全国雇用者数、22:45に米・サービス業PMI(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:30に米・週間原油在庫、25:00に英・ベイリーBOE総裁の発言があり、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。FOMCでの発言内容に注意しつつ、欧州通貨の立ち位置を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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