FOMC後の欧州通貨の方向性に注目か
2021.11.03
- 米・FOMC政策金利と声明発表
- 英・ベイリーBOE総裁の発言
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは、1バレル82.2ドルまで下落している。ゴールドは1,781ドル台での推移だ。昨日発表された豪・政策金利は0.1%に据え置かれたものの、豪RBAは、債券利回りの低水準維持目標を撤廃すると発言した。
為替市場は、本日の米・FOMCを前に様子見ムードが広がっており、為替市場は大きな変動は見られない。ただ、明日の政策金利発表に注目が集まるポンドは、対円で軟調となっており、ポンド円は155.12付近での推移となっている。ポンド円は、すでに日足20MAを下抜けつつあるため、このまま下伸するのか、慎重に判断したい。
本日は、16:00に英・ネーションワイド住宅価格、トルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、18:30に英・サービス業PMI、欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP全国雇用者数、22:45に米・サービス業PMI(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:30に米・週間原油在庫、25:00に英・ベイリーBOE総裁の発言があり、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。FOMCでの発言内容に注意しつつ、欧州通貨の立ち位置を注視したい。
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