ECB政策金利発表と会見内容に注目か

2021.10.28
- 欧・ECB政策金利と声明発表
- 米・第3四半期GDP
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフムードで終了した。昨日発表された米・9月耐久財受注は、マイナス1.1%の市場予想に対し、マイナス0.4%となったものの、5か月振りのマイナスとなった。
為替市場では、本日政策金利発表が行われるユーロが、方向感のない値動きとなっており、ユーロ米ドルは1.160を挟んでのもみ合い推移となっている。特に、ここ2日ほどは1.158-1.161間でのレンジ相場になっており、非常に方向感が掴みにくくなっている。なお、ユーロはポンドに対しては若干上昇しており、ユーロポンドは、現在0.844付近での推移だ。
本日は、16:55に独・失業率、17:30に南ア・生産者物価指数、20:45に欧・ECB政策金利と声明発表、21:00に独・消費者物価指数(速報値)、21:30に米・新規失業保険申請件数、欧・ラガルドECB総裁の発言、米・第3四半期GDP、米・コアPCEデフレーター、米・個人消費(速報値)、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札が予定されている。ラガルドECB総裁の発言に注目しつつ、欧州通貨の方向性を静観したい。
過去の相場レポート
2025.09.29
米ドルに対し反発が見られたポンドの回復余地に注目か
2025.09.26
上昇したユーロポンドの上値余地を静観か
2025.09.25
対円で上昇した加ドルの上値余地に注意か
2025.09.24
反発上昇が見られたポンドの上伸性を注視か
2025.09.23
対円で回復したスイスフランが最高値を更新するのか値動きに警戒か
2025.09.22
史上最高値更新から一転、反落したフラン円の反発力に注目か
2025.09.19
史上最高値を更新しているスイスフランの上値余地に警戒か
2025.09.18
FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目か
2025.09.17
上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか注視か
2025.09.16
対米ドルで強含んだユーロの上値余地を静観か