米国時間の要人発言と金利動向に警戒か

2021.10.20
- 米・週間原油在庫
- 英・消費者物価指数
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高のリスクオン相場となった。ゴールドは反落し、1,773ドル台での推移だ。米10年債利回りは、1.66%となっている。昨日発表された米・9月住宅着工件数は、161.5万件の予想に対し155.5万件となり、予想を下振れた。
為替市場は、円売り・米ドル売りの流れが継続しており、ポンド円は、年初来高値を更新。現在は158.09付近での推移だ。月足200MAをすでに上抜ける形となっており、上昇が継続する場合、次のターゲットは161.93付近となるだろう。ポンド米ドルも1.383まで上昇が継続している。
本日は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・消費者物価指数、加・住宅価格指数、23:30に米・週間原油在庫、25:00に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、26:00に米・20年債入札、米・クオールズFRB議長の発言、27:00に米・地区連銀経済報告が予定されている。直近の米ドルの値動きに十分警戒しつつ、他通貨との強弱性を注視したい。
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