loading

オセアニア通貨の強弱に注目か

相場レポート

オセアニア通貨の強弱に注目か

オセアニア通貨の強弱に注目か
本日のポイント
  1. 米・クオールズFRB副議長の発言
  2. 米・週間原油在庫

昨日は、米国市場で株価が下落し、株安・米ドル安・金利安のリスクオフムードとなった。昨日発表された米・4月新築住宅販売件数(前月比)は、年換算で86.3万戸となり市場予想を下回った。債券は買われ、米長期債利回りは、10・30年債ともに下落している。原油は65.8付近での横ばい推移だ。

為替市場は、豪ドルが再び上昇傾向となっており、豪ドル米ドルは現在0.778付近で先週高値を目指している最中だ。米ドルが軟調な地合いもあるが、豪ドルは欧州通貨のユーロとポンドに対しても強きで、豪ドル円も84.7付近まで急回復している。ポンドは対ドルで最弱通貨となっており、現在のポンド米ドルは1.415付近での推移だ。

本日は、欧州時間の15:45に仏・消費者信頼感指数と仏・企業景況感指数が予定されており、米国時間に入ると、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に米・クオールズFRB副議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・5年債入札が予定されている。月末週中日の値動きに新たな方向感が出るのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.04.18New

    下落したポンドが回復するのか注視か

  2. 2024.04.17New

    加・CPI上昇にて下値が堅い加ドル円の方向性を注視か

  3. 2024.04.16New

    要人発言による米ドルの乱高下に要警戒か

  4. 2024.04.15New

    ECB明けに弱含んだユーロの回復余地を注視か

  5. 2024.04.12New

    ECB政策金利据え置きで下落したユーロの下値余地に注意か

  6. 2024.04.11

    ECB政策金利を前に弱含んでいるユーロの回復力が見られるか

  7. 2024.04.10

    底堅いポンド円の上値余地に注目か

  8. 2024.04.09

    上昇しているユーロの方向性に注目か

  9. 2024.04.08

    米雇用統計好調により躍進している米ドルの上値余地を注視か

  10. 2024.04.05

    米国時間での要人発言に伴う値動きに要注意か