オセアニア通貨の値動きに注目か
2021.05.25
- 米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
- 米・2年債入札
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、S&P500は前日比プラス0.99%の4,197ポイントでの着地となった。株価上昇に伴い、恐怖指数(VIX)は18.4まで下落。米国務省が日本への渡航中止を勧告したものの、日本株への影響は限定的で、日経平均は本日も続伸となっている。
為替市場は、昨日の米国時間から米長期債と米ドルの下落基調となったが、景気鈍化によるものではなく、米ドル円も日足ベースで108.3付近にサポートがあるため、過度な下値追いには注意したいところだ。また、オセアニア通貨がここへきてレンジ状態を脱却できずにおり、豪ドル米ドルは、現在0.775付近でもみ合っている。
本日は、15:00に独・IFO景況指数、19:00に英・CBI流通取引調査、20:40に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、21:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:00に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数と、米・新築住宅販売件数、米・リッチモンド連銀製造業指数、米・クオールズFRB副理事長の発言、26:00に米・2年債入札が発表予定だ。レンジ推移となっているオセアニア通貨に動きがみられるのか、慎重に見極めたい。
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