米・7年債入札に注目か
2021.04.27
- 米・7年債入札
- 円安傾向
昨日は、株式市場でナスダックとS&P500が史上最高値を更新し、S&P500は、前日比プラス0.22%の4,189ポイントで終了した。昨日発表された米・耐久財受注の結果が、2.5%の予想に対し0.5%となったが、市場への影響は限定的だった。恐怖指数(VIX)は、この1週間で18を挟んでの推移となっており、現在は17.6付近となっている。
為替市場は、米株市場の好調に連動し、オセアニア通貨が堅調だ。ユーロ豪ドルは、テクニカル面で週足20MAがレジスタンスとなっており、豪ドル米ドルは、週足で20MAがサポートとして機能している。豪ドル円は、83.0-84.5のレンジ相場での上抜けを試みており、念のため、1段上の85.5までの上昇を警戒したい局面だ。
本日は、15:30に黒田日銀総裁の記者会見、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数と米・リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に米・7年債入札、29:00に加・マックレムBOC総裁の発言が予定されている。円安傾向とドル高傾向が明日の米・FOMCを前にどのように推移するのか、慎重に注視したい。
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