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各種要人発言に注意か

相場レポート

各種要人発言に注意か

各種要人発言に注意か
本日のポイント
  1. パウエルFRB議長の発言
  2. 米10年債が再び上昇

先週末は、欧州市場・米国市場ともに株価上昇に歯止めがかかり、株安・米ドル安・金利高の相場となった。米10年債は、1.68%での推移となっており、FRBが大手金融機関への補完的レバレッジ比率(SLR)に関する緩和措置を延長せず、3月末で終了すると発表されたことも、株価下落の要因となった。

為替市場は、クロス円が久々の下窓でスタートした。また、ユーロドルも下窓スタートとなり、本日のアジア時間でもギャップは埋められておらず、現在1.185付近での推移となっている。オセアニア通貨も軟調となっており、クロス円の中で豪ドル円とニュージーランドドル円の下落が目に付く状態となっている。

本日は、米国時間に入った21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:00に独・バイトマン独連銀総裁の発言、同じく22:00に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。また、23:00には米・中古住宅販売件数、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言もある予定だ。さらに26:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26:30に米・クオールズFRB副議長の発言も予定されている。各種要人発言により週明けの値動きにどのような影響があるのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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