ドル高から反落、ユーロの上伸性が続くか注目
2026.11.04
- ユーロ圏10月消費者物価指数(HICP)
- 米10月ADP雇用統計
前日の米国通貨は、米9月JOLTS求人件数が752.3万件となり、前月の719.0万件を上回ったことでドル買いが強まった。米10年債利回りも4.91%から4.95%へ上昇し、ドル円は3日に157.75~158.77円の範囲で推移して158.69円付近で終了した。米ドル/加ドルは1.3949~1.4011カナダドルの範囲で上昇し、1.4009カナダドル付近で取引を終えた。原油安が加ドルの重しとなった一方、4日は米中間選挙の開票速報を受けてドルが反落している。
欧州通貨は、3日のユーロドルが1.1175~1.1207ドルの範囲で推移し、1.1193ドル付近で終了した。欧州株安や中東情勢への警戒が続き、ユーロの上値は限定的だったが、4日には米中間選挙の開票速報を受けたドル売りで1.12ドル台半ばへ上昇した。ポンドドルは3日に1.3395~1.3431ドルで推移し、1.3414ドル付近で終了。5日には英中銀の政策金利発表を控え、利上げ観測がポンドを支える可能性もある。ユーロ圏の物価と英国の政策見通しを分けて確認したい。
本日の指標は、06:45のニュージーランド失業率が5.7%へ上昇し、就業者数も前期比0.1%減少した。欧州時間は17:50からフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国のサービス業PMI改定値が順次発表され、19:00にはユーロ圏10月HICP速報値が控える。総合指数は前年比4.0%、コア指数は2.5%が予想される。米国では22:15にADP雇用統計、24:00にISM非製造業景況指数が予定されており、ドルと欧州通貨の反応を見極めたい。
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