加ドル上値重く豪ドルも反落、米ドルの方向感変わるか
2026.11.03
- 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
- 米9月JOLTS求人件数
前日の米国通貨は、米国とイランの外交協議への期待から原油が急落したものの、カナダドルは米国との通商協議への期待に支えられ、対米ドルでほぼ横ばいとなった。米ドル/加ドルは1.3973カナダドル付近で推移し、原油安と通商協議への期待が綱引きとなった。一方、米10年債利回りは4.9%前後へ低下し、ドル円は2日に157.46~158.00円の範囲で推移した。3日は米中間選挙を控えてドルの方向感が定まりにくく、前週から続く米ハイテク株への警戒も為替市場の重しとなっている。
欧州通貨は、原油安がインフレ懸念を和らげる中、ユーロが対ドルで持ち直した。ユーロドルは2日に1.1152~1.1237ドルの範囲で推移し、1.1187ドル付近で終了した。欧州株式市場では原油安を好感した買いが入り、STOXX600は0.42%上昇した。一方、英国では製造業PMIが改善し、ポンドドルは3日のアジア時間に1.3401ドル付近で推移している。今週は英中銀の政策金利決定も予定されており、ユーロとポンドの金利見通しの違いが意識されそうだ。
本日の指標は、12:30に豪準備銀行が政策金利を4.85%へ引き上げた。予想どおりの利上げだったものの、採決が6対3に分かれ、豪ドルは一時0.6974ドルまで下落した。16:30にはスイスの10月CPIが発表され、前月比0.0%が予想される。米国では24:00に9月JOLTS求人件数と製造業新規受注が発表され、予想はそれぞれ716.2万件、前月比1.2%増となっている。米中間選挙の結果も控える中、米ドルと欧州通貨の反応を確認したい。
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