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上値が重い米ドルの回復余地を注視か

相場レポート

上値が重い米ドルの回復余地を注視か

上値が重い米ドルの回復余地を注視か
本日のポイント
  1. 独・生産者物価指数
  2. 欧・経常収支

前日の米国通貨は、米国時間で米ドルが最弱となった。米ドルフランは0.8371から0.8318まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAに沿っての緩やかな下落が継続しており、日足ではボリンジャーバンド+3σからの反落が入っている状況だ。本日の米国時間でも米ドルが軟化するのか、要人発言に注意しながら静観したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・4月消費者物価指数(HICP)が、前月の2.2%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1167から1.1288まで上昇。時間足ボリンジャーバンドの中心線から+3σまで値が伸びた。4時間足では200EMAが下値サポートとなり価格が上昇。日足ではRSIが50付近から上昇している。このままユーロが対米ドルで強含んでいくのか、方向性に注目したい。

本日の指標は、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:00に独・生産者物価指数、17:00に欧・経常収支、21:30に加・消費者物価指数、22:30に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、23:00に欧・消費者信頼感指数、26:00に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、翌7:45にNZ・貿易収支がある予定だ。上値が重い米ドルの回復余地を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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