上昇したユーロ豪ドルの上伸性に注目か

2025.03.24
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
- 独・製造業/非製造業PMI
先週末の米国通貨は、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0860から1.0797まで下落。時間足200EMAに上値をレジストされての反落となった。4時間足ではサポートされるかに見えた75MAを実体足で下抜けており、日足では10MAに沿っての上昇トレンドが終焉している。このまま米ドルの上昇が継続するのか、欧州時間での値動きに注意したい。
欧州通貨は、ユーロが対オセアニアで上昇した。ユーロ豪ドルは1.7196から1.7271まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MAが下値支持線として反発しており、日足では10MAに沿ってのきれいな上昇トレンドが継続している。このままユーロが勢力を維持していくのか注目したい。
本日は、17:30に独・製造業/非製造業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、26:45に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、27:00に英・ベイリーBOE総裁の総裁の発言、28:10に米・バーFRB理事の発言がある予定だ。上昇したユーロ豪ドルの上伸性に注目したい。
過去の相場レポート
2025.05.23
対米ドルで落ち込んだユーロの回復余地を静観か
2025.05.22
上値が重くなった加ドルの回復余地を静観か
2025.05.21
上昇したスイスフランの上値余地を静観か
2025.05.20
上値が重い米ドルの回復余地を注視か
2025.05.19
拮抗したポンド米ドルの値動きを慎重に静観か
2025.05.16
強含んだスイスフランの続伸性に注目か
2025.05.15
米国時間で強含んだ米ドルが要人発言により変化するのか注意か
2025.05.14
対照的な値動きとなった米ドル円とユーロ円の方向性を注視か
2025.05.13
続落したユーロポンドの反発余地を静観か
2025.05.12
対米ドルで反発上昇したポンドの上値余地を静観か