欧米の休暇明けの通貨強弱を注視か

2024.12.26
本日のポイント
- 日・建設工事受注
- 米・新規失業保険申請件数
前日の米国通貨は、欧米がクリスマス休暇となったため特徴的な値動きは見られず、値幅が限定された。本日のアジア時間では米ドルは対円で上昇。米ドル円は157.074から157.476まで小幅に値を上げた。4時間足では10MAに下値をサポートされており、日足ではボリンジャーバンド+2σ付近で上値更新を試している最中だ。
欧州通貨は、本日のアジア時間でポンドが対円で約60pipsの上窓スタートとなった。ポンド円は196.853から197.551まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MAにしっかりと下値をサポートされており、緩やかに下値を切り上げている。本日の米国時間でポンドの勢いが継続するのか、方向性に注目したい。
本日の指標は、14:00に日・住宅着工戸数、日・建設工事受注、シンガポール・製造業生産、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、22:00に露・外貨準備高、22:30に米・新規失業保険申請件数、27:00に米・週間原油在庫、27:00に米・7年債入札がある予定だ。欧米の休暇明けの通貨強弱を慎重に静観したい。