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ボラティリティが低下する中での急激な価格変動に注意か

相場レポート

ボラティリティが低下する中での急激な価格変動に注意か

ボラティリティが低下する中での急激な価格変動に注意か
本日のポイント
  1. 米・リッチモンド連銀製造業指数
  2. 豪・RBA議事録公表

前日の米国通貨は、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は156.310から157.266まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では10MAに下値をしっかりとサポートされつつ価格が上向いており、日足ではRSIが66付近にてバッファを残している状況だ。このまま米ドルが対円で上向いていくのか、米ドルの持続性を注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・11月輸入物価指数が、前年比でマイナス0.8%からプラス0.6%に改善したことで、ユーロが対円でわずかに上昇した。ユーロ円は162.850から163.620の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。日足では200EMAの上値抵抗帯を突破しており、200EMAが下値支持線として切り替わるのか注目したいところだ。

本日の指標は、8:50に日・BOJ議事要旨公表、9:30に豪・RBA議事録公表、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:30に米・5年債入札が予定されている。本日はクリスマス前日で欧米の主要国が短縮取引となる。ボラティリティが低下する中での急激な価格変動に十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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