米国時間での相次ぐ指標発表に要注意か
2023.01.24
- 英・製造業/サービス業PMI
- 米・リッチモンド連銀製造業指数
前日の米国通貨は、ドルインデックスが102.2を回復し米ドルの下値が限定されたことから強含み、ポンド米ドルは1.2447から1.2322まで約120pips下落した。ポンド米ドルは、日足10MAに沿っての上昇が今月6日から継続していたが、直近高値に並んだこともあり、上値が限定された。週足ベースでは、75MAが上値レジスタンスとして機能しつつあるため、反落が継続するのか注視したい。
欧州通貨は、ポンド同様ユーロが対米ドルで弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0926から1.0845まで約80pips下落した。ユーロ米ドルは、4時間足20MAは下回っていないものの、日足RSIが70直下でダイバージェンスとなりつつあるため、米国時間にかけての指標発表による価格変動に警戒したいところだ。
本日は、16:00に独・GFK消費者信頼感調査、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、18:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:30にスイス・シュレーゲルSNB副総裁の発言、27:00に米・2年債入札がある予定だ。米国時間での相次ぐ指標発表に注意しつつ、通貨強弱を見守りたい。
過去の相場レポート
2024.11.25
昨年安値を下抜けたユーロ米ドルの回復性に注目か
2024.11.22
下落したフラン円の下値余地に要警戒か
2024.11.21
安値更新を再びトライしているユーロ米ドルの下値余地に警戒か
2024.11.20
地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か
2024.11.19
加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か
2024.11.18
下落しているスイスフランの回復性に注目か
2024.11.15
パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か
2024.11.14
今年安値を更新し昨年安値に迫っているユーロ米ドルの下値余地に注意か
2024.11.13
対円で上昇したユーロの上値余地を注視か
2024.11.12
上値が重くなったスイスフランの回復性に注目か