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米国時間での相次ぐ指標発表に要注意か

相場レポート

米国時間での相次ぐ指標発表に要注意か

米国時間での相次ぐ指標発表に要注意か
本日のポイント
  1. 英・製造業/サービス業PMI
  2. 米・リッチモンド連銀製造業指数

前日の米国通貨は、ドルインデックスが102.2を回復し米ドルの下値が限定されたことから強含み、ポンド米ドルは1.2447から1.2322まで約120pips下落した。ポンド米ドルは、日足10MAに沿っての上昇が今月6日から継続していたが、直近高値に並んだこともあり、上値が限定された。週足ベースでは、75MAが上値レジスタンスとして機能しつつあるため、反落が継続するのか注視したい。

欧州通貨は、ポンド同様ユーロが対米ドルで弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0926から1.0845まで約80pips下落した。ユーロ米ドルは、4時間足20MAは下回っていないものの、日足RSIが70直下でダイバージェンスとなりつつあるため、米国時間にかけての指標発表による価格変動に警戒したいところだ。

本日は、16:00に独・GFK消費者信頼感調査、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、18:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:30にスイス・シュレーゲルSNB副総裁の発言、27:00に米・2年債入札がある予定だ。米国時間での相次ぐ指標発表に注意しつつ、通貨強弱を見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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