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米CPI発表から急速に下落している米ドルの反発力に注目か

相場レポート

米CPI発表から急速に下落している米ドルの反発力に注目か

米CPI発表から急速に下落している米ドルの反発力に注目か
本日のポイント
  1. 米・ブレイナードFRB副理事の発言
  2. 独・ナーゲル独連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、欧州時間から米国時間にかけて米ドルが終始最弱通貨となり、ユーロ米ドルは1.0168から1.0361まで上昇した。ユーロ米ドルは日足ベースでの直近高値を大幅に上回り、日足200SMAラインまでの反発となった。今年8月11日以来の高水準に値を戻したが、引き続いて米ドルの上値の重さが際立つのか、慎重に注視したいところだ。

欧州通貨は、ユーロと同様にポンドも対米ドルで上昇となり、ポンド米ドルは1.1651から1.1854までの続伸となった。ポンド米ドルはユーロ米ドルほどの大きな上昇は見られなかったものの、日足RSIもダイバージェンスが起こることなく70に向けて上昇しているリバーサル状態のため、調整下落を挟みつつの続伸が今週見られるのか、注目したい。

本日は、欧州時間の16:30にスイス・生産者輸入価格、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に印・消費者物価指数と、米国時間の22:00にフィリピン・経常収支、25:30にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、米・ブレイナードFRB副理事の発言、米・6ヶ月ビル入札、27:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、30:00に韓・輸出/輸入物価上昇率がある予定だ。米CPI発表から急速に下落している米ドルの反発力に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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