米・2年債入札通過に注目か

2021.07.26
- 英・ブリハMPC委員の発言
- 米・2年債入札
先週末は、米国市場でダウ平均とナスダックが史上最高値を更新し、全面的な株高リスクオンムードでの終了となった。先週末の株高の流れを引き継ぎ、本日の日経平均も前日比から1%強プラスの27,800円近くでの推移となっている。恐怖指数(VIX)は30%近く下げ、17.2付近での推移だ。
為替市場は、大きな窓なくスタートし、本日のアジア時間で若干の円高傾向となっている。ただ、世界的に株高基調なことと、ドルインデックスの下値がサポートされていることから、クロス円が大きな下落となるかは、慎重に判断したいところだ。また、本日のアジア時間ではポンドが強含んでおり、ポンド米ドルは小刻みながらも上昇を試み、1.375まで反発している。
本日は、欧州時間の16:00にトルコ・景気動向指数と設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、20:00に英・ブリハMPC委員の発言と、米国時間の23:00に米・新築住宅販売件数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、26:00に米・2年債入札が予定されている。今週は、明日27日(火)の米・消費者信頼感指数や28日(水)の米・FOMC政策金利発表が予定されているため、それまでは米ドルは方向感を探る値動きになる可能性があるため、週始めの値動きを警戒したい。
過去の相場レポート
2025.09.18
FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目か
2025.09.17
上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか注視か
2025.09.16
対米ドルで強含んだユーロの上値余地を静観か
2025.09.15
年初来高値を更新したポンド円の上伸性に注目か
2025.09.12
ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か
2025.09.11
ECB政策金利発表後のラガルドECB総裁の記者会見での発言に注意か
2025.09.10
対円で弱含んだポンドの回復余地を静観か
2025.09.09
続伸したユーロ米ドルの上値余地に注目か
2025.09.08
米雇用統計後に弱含んだ米ドルの下伸性が見られるのか方向性に注目か
2025.09.05
対円で上昇したポンドの上値余地を注視か