豪ドルは中銀利上げ待ち、米ドルは高金利を背景に底堅く推移
2026.09.29
- 豪準備銀行政策金利
- 米9月消費者信頼感指数
前営業日の米国通貨は、高水準の米金利を背景に底堅く推移した。米10年債利回りは原油高と追加利上げ観測を受けて上昇し、一時5.27%を超えて19年ぶりの高水準を更新している。ドル円は157円台前半で推移し、前週の日米当局による円安への警戒を受けて円売りはやや抑制されている。一方、FRBは追加利上げを続けるとの見方が強く、米金利差を背景としたドルの下支えも続いている。
欧州通貨ではユーロドルが1.13ドル台半ばで推移しており、ドル高を背景に上値の重い状況が続いている。ポンドも米金利上昇の影響を受けやすい。一方、本日の通貨市場で最大のイベントは豪準備銀行の政策金利発表となる。豪州では基調インフレが目標を上回り、エネルギー価格上昇も物価リスクとなっていることから、市場では4.60%への0.25ポイント利上げがほぼ完全に織り込まれている。豪ドルは0.70ドル台で推移しており、決定後の声明内容にも注目したい。
米国では9月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数が89.1と前回89.4から小幅低下、8月JOLTS求人件数が722.8万件と前回727.1万件から減少する予想となっている。米労働市場に明確な減速がみられれば、足元で強まっている追加利上げ観測が後退する可能性がある。一方、予想以上に強ければ米金利とドルが再び上昇し、ユーロやポンドなど主要通貨の上値を抑える展開に注意したい。
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