ドルは2カ月ぶり高値圏、欧州PMIがユーロとポンドの焦点
2026.09.23
- ユーロ圏9月PMI速報値
- 英9月PMI速報値
前営業日の米国通貨は、FRBによる追加利上げ観測を背景に米ドルが底堅く推移した。ドル指数は一時100.70まで上昇し、約2カ月ぶりの高値を付けた。米10年債利回りは4.95%前後で推移しており、市場では次回FOMCで追加利上げが実施される確率を5割超織り込んでいる。ドル円も157円台で底堅く推移し、日銀の利上げ後も日米の金融政策差を意識した円売りが続いている。
欧州通貨では、ユーロドルが1.14ドル台前半、ポンドドルも1.33ドル台前半で推移している。米ドル高が重しとなる一方、欧州でもインフレと景気のバランスを見極めながら金融政策を判断する局面が続く。前営業日の欧州株は小幅高となったものの、銀行株が下落する一方でテクノロジー株が上昇するなど、景気や金利への見方によってセクター間の差が広がっている。
本日はフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国の9月PMI速報値が順次発表される。ユーロ圏では製造業52.6、サービス業51.4、英国では製造業51.5、サービス業52.0が予想されており、いずれも景気拡大の目安となる50を上回る見通し。ただし前回値からは総じて小幅な低下が予想されている。予想を下回れば追加利上げ期待が弱まり、ユーロやポンドの上値を抑える可能性があるため、欧米PMIの強弱を比較したい。
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