ドル2カ月ぶり高値圏、スイス中銀と米指標に注目
2026.09.24
- スイス国立銀行政策金利
- 米新規失業保険申請件数
前営業日の米国通貨は、強い米景況感と長期金利の上昇を背景に米ドルが上昇した。ドル指数は約2カ月ぶりの高値圏へ上昇し、米10年債利回りも5.10%付近まで上昇。市場では10月の追加利上げ確率が約7割まで高まっており、本日もドル指数は101付近で底堅く推移している。ドル円は157円台後半から158円近辺で推移しているものの、日本当局による為替介入への警戒から、上値では円が買い戻される場面もみられる。
欧州通貨では、ドル高を背景にユーロドルが1.14ドル付近、ポンドドルが1.32ドル台まで下落している。本日はスイス国立銀行の政策金利発表があり、市場では0.00%での据え置きが予想されている。スイスではインフレ率が比較的低い水準にあり、主要国が追加利上げ方向へ傾くなかでもSNBは政策金利を維持するとの見方が強い。政策変更がなくても、今後の物価見通しやスイスフランに対する当局の認識が示されれば、フランやユーロなど欧州通貨の材料となりそうだ。
本日はドイツ9月IFO企業景況感指数に加え、米国では新規失業保険申請件数と4-6月期経常収支が発表される。IFO企業景況感指数は89.0と前回88.8から小幅改善する予想。一方、米新規失業保険申請件数は20.0万件への増加が見込まれている。米景気の強さが改めて確認されればドル高が続きやすい一方、雇用指標が予想以上に悪化すれば、急速に高まった追加利上げ観測が修正される可能性もある。米金利とドルの反応を中心に確認したい。
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